CTUの設定

NTT西日本フレッツ光 サービスにおいて、ルータの設定を行います。
一般的にはルーターの設定ですが、フレッツ光においては、CTUの設定を行う と表現します。

手順

  • DHCPサーバー機能設定の確認
  • DHCPサーバー機能設定(LAN側固定IP払い出し)の設定
  • 静的アドレス変換設定(ポート指定) の設定
  • 静的アドレス変換設定(ポート変換) の設定
  • ファイアウォールのルール設定
DHCPサーバー機能設定の確認


ここでは、払い出し開始IPアドレス払い出し個数 のみ確認しておきます。
ここでは、51番から、50個DHCPサーバーとして、可変のIPをふることができます。
Webサーバーを立てる際には、IPは固定にしておく必要があるので、前もって、どのIPを振り分けるか考えておきます。
今回は、DHCPサーバーによって、自動で降られることの無いIPを固定で割り当てて行きたいと思います。
IPは 192.168.24.101 としたいと思います。

DHCPサーバー機能設定(LAN側固定IP払い出し)の設定

先ほど割り振るIPを決めたので、ここでは、固定のIPを振ります。
まず、固定IPを振るには、MACアドレスが必要となります。
公開する予定のWebサーバーのコマンドプロンプトより [ipconfig/all] を実行します。

そこのPhysical Address の値をメモしておきます。


払い出しIPの部分に、先ほど決めたIP(今回は101)を設定し、
@の部分に、先ほど取得したMACアドレスを入れます。
これをすることにより、公開する予定のサーバーと固定の内部のIPを関連つけます。

静的アドレス変換設定(ポート指定) の設定

Webサーバーとしては、ポート80が通ることが必要となりますので、ルーターに対して、ポート80でのアクセスを許可させます。

ポート番号は 80 = http なので、上記設定でOKです。
LAN側端末IPアドレスには、先ほどのWebサーバーに割り振る値を設定します。

静的アドレス変換設定(ポート変換) の設定

これしないと、私の環境ではポート80番があきませんでしたので、記述しておきます。
細かい説明はわからないので省きます。

ファイアウォールのルール設定

ファイアウォールにて、ポート80でのWebサーバーへのアクセスを許可させます。

CTUの反映

反映をしないと、ルーターに設定が書き込まれないので、必ず反映をして下さい。

ファイアウォールの設定を更新すると、ルーターの再起動を行う必要があります。
誰かが電話中とかにやると、わるいので、ルーターの再起動前には、確認しておきたいですね。

動作確認

Webサーバーに指定したIPが割り振られているか確認する。

サーバーを再起動してもIPが割り振られないことがあります。
そんなときは、コマンドプロンプトより「ipcong/renew」を打つことにより、IPを再取得します。
このコマンドを打っても、まだIPが設定値とことなる場合は、MACアドレスが間違っています。
再度MACアドレスの取得・CTCの設定および、反映を確認して下さい。

ポート80があいているか確認する。

この確認をしたいのですが、私は apacheを導入してからの確認だったので、省きたいと思います。
しかし、ポートの確認は、ポートチェック【ポート開放確認】より、確認はできます。

WindowsXPの場合、windowsファイアウォール(パーソナルファイアウォール)の設定も影響します。
コントロールパネル > windowsファイアウォール 
より、パーソナルファイアウォールを開き、例外タブタブにて、ポートの追加等を行います。(80番をあけます)
細かい設定は、apacheの動作確認のときに説明します。

以上がCTUの設定となります。